2019年12月29日

辺野古の総工費は9300億円へ

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 新聞報道によれば、防衛省は辺野古新基地の工期が当初の8年から12年に伸び、総工費が当初の2.7倍となる9300億円となる見通しを発表した。総工費については以前から1兆円を超えるという噂はあった。しかも、工事途中から、埋め立て予定地域の海底に軟弱地盤があることが明らかになり、費用の面でも工期の面でもかなり膨らむことがささやかれ始め、防衛省の新たな見通しでも、かなり甘いのではないかといわれる。沖縄県は2兆5000億円まで膨らむと見積もっている。

 いったん動き出したら止められなくなる公共工事の典型例。しかも本当に完成するかどうかも分からない。国が多額の借金をかかえ増税を図らなければならない状況なのに、大半の全国メディアはこのニュースにさらっと触れただけである。トランプ大統領の要求や「北朝鮮の脅威」に合わせて、日本政府がイージスアショアやF35戦闘機など多額の防衛装備品の購入を決めるニュースが日常茶飯事になり、国民もメディアも防衛関係のコストに対する感覚がマヒしているのだろうか。
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2019年12月22日

基地をめぐる本土と沖縄の視角

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 最近、イージスアショアの配備をめぐり、建設予定地の秋田県や山口県で反対が根強いという報道をよく耳にする。少し前には、オスプレイの佐賀空港配備でも漁協などが強力に反対しているという。軍事関係の新装備や新施設はもともと歓迎されるものではないが、政府への国民の信頼がなくなっているせいも大きいのではないだろうか。

 「桜を見る会」や「森友・加計問題」で見せつけられたように、政権の都合に応じて官僚も書類を改ざんしたり破棄したりすることを平気でやっていると思いたくなる。これらの問題よりもさらに機密性の高い軍事的情報となれば、輪をかけて一般国民は蚊帳の外となり、官僚や政治家が本心で何を考えているのか読めない。となれば、国民は軍事関係については不信感しか抱けない。それがオスプレイやイージスアショアの配備に関して国民の根強い反対を生んでいるのではないだろうか。

 沖縄からはまた別の疑念がわく。オスプレイやイージスアショアの配備が最終的にどうなるか分からないが、沖縄の新基地建設やオスプレイとは対応が異ならないかということだ。沖縄では警察を導入して反対派を排除するなど、有無を言わせぬ対応である。沖縄は力で押さえつけてもかまわない。政府部内にそんな意識があるような気がしてならない。
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2019年12月15日

英国のEU離脱と辺野古の土砂投入

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 12月14日の地元紙一面では、名護市辺野古の新基地建設で土砂投入が始まって1年になることを伝える記事と、英総選挙で保守党が大勝しEU離脱が確実視されると報じる記事が並んだ。二つの出来事に直接因果関係はないが、今の時代を象徴している気がしてならない。土砂投入は、新基地建設について政府は地元沖縄と話し合う意思のない表れ。一方、戦争の絶えなかった欧州で国家統合を進め恒久的な平和を築くことがEUの目的であるが、英国は自国の利益を優先しようと、そのEUからの離脱を目指す。ともに話し合いで妥協点を探り解決を図る姿勢は感じられない。意見を異にする者の声を無視して「自分の正しさ」のみを追求しようとする風潮がはびっこいる。
posted by テツロー at 14:41| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする