2023年01月01日
観光客が戻りつつある沖縄だが
昨日(12月31日)、那覇市の国際通りや公設市場の周辺を歩いたが、大分観光客が戻ってきた印象だった。年始年末を沖縄で過ごそうとする人が結構いるようだ。リラックス・ムードである。新型コロナの感染はやや広がりつつあるが、政府が行動制限をかけてないため気にする人はあまりいない。観光立県の沖縄としては今年、景気が上向く期待を持てるのかもしれない。
一方で不安を覚えるのは中国、北朝鮮、ロシアといった周辺国との緊張が高まることだ。与那国島にミサイル部隊を配備するなど南西諸島の自衛隊を増強する方針を明らかにしている。観光は平和でなければ成り立たないから、少しでも危機感が広がれば観光客の流れは止まる。しかし、今のところ見るかぎりでは、政府は軍備増強の勇ましい声を上げるばかり。緊張を少しでも緩和しようとする努力は見られない。