2023年01月08日

外観を見せ始めた牧志公設市場

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 周りを囲っていたフェンスが外され、2019年から建て替え工事に入っていた那覇市の牧志公設市場が真新しい外観を見せている。今年年春ごろにはオープンするらしい。ホームページなどに掲載された完成予想図どおりだが、わくわくするものを感じない。

 那覇市といえば観光産業が柱であり、首里城と並んで主要な観光スポットの公設市場だから、単に古くなったから新しくするだけでよいのか。公設市場周辺は昭和の時代を感じられるレトロな雰囲気が観光客を惹きつけている。古いものをそのまま保存することは難しいにしても、デザインなど工夫の余地はなかったのだろうか。

 公設市場周辺は全体的に老朽化が進んでいるから、いずれは建て替えの問題に突き当たるはず。地域全体として昭和の雰囲気を残すために計画的な街づくりができるのは行政だけのはずだが、音頭をとる気配は一向に感じられない。予算がないとしても、知恵を絞るなりして民間の資本を活用するとか何とかできないものだろうか。
posted by テツロー at 17:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする