2023年04月01日
ゆっくり満開へ向かうデイゴ
今朝(4月1日)、那覇市の新都心公園を散歩すると、デイゴがぼちぼち花をつけていた。まだ全体の1,2割程度だろうか。3月の上旬にはすでに最初の花が見られたから、かなりゆっくりした開花のスピードであり、満開と呼べる状態になるにはまだしばらく時間がかかりそうだ。
デイゴに限らず、沖縄の花はパッと咲いてパッと散るというよりは、ゆっくり花開いて気が付いたら咲き誇る状態になっていたいという草木が多いような気がする。少しずつ長い時間、花を楽しめる。一方、県外で花見の代名詞になっているソメイヨシノは花をつけ始めたら、ささっと満開になり、あっという間に散っていく。今風にいえば、楽しみ方としては「コスパがいい」であり、分かりやすくありがたみある。まさにお祭り騒ぎであり、現代の日本人気質に合うのかもしれない。