2023年06月03日

沖縄から見える台風2号

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 天気図などから見ると、那覇市は台風2号の直撃を受けたことになるようだが、これまで接近した台風に比べ市内の影響は小さいように思える。風がやや強かった印象はあるものの、雨はさほど降っていない。台風通過直後あたりを歩くと、いつもなら折れた樹木の枝や葉があちこちに大量に散乱している。しかし、今回目立ったものは写真の枝くらいで、いかにも枯れかかっていて折れても仕方ないというもの。枝や葉の散乱具合だけを見れば台風が通過したとも思えない。

 それよりも驚かされたのは今朝(6月3日)のニュース。全国各地で線状降水帯が発生し洪水の被害が出ているという。台風2号が梅雨前線を刺激したらしいが、那覇市内近くを通過した時の大人しさと比べ、県外では大雨被害が格段に大きく全国的に広がったことに不気味さを覚えた。これが、気象システムが大きく変わりつつある時代の天候なのかもしれない。テレビでは盛んにSDGsを唱え身近にできる省エネや省資源を呼びかけるが、そんな細やかな行動を繰り返すだけで地球規模の温暖化に歯止めをかけることができるのか。政治家や専門家から差し迫った対策案や大胆な行動案はほとんど聞こえてこない。
posted by テツロー at 12:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする