2024年06月05日
那覇・国際通りの進化する広告
しばらくぶりに国際通りを歩くと、等間隔に建てられた柱に立方体の液晶画面が吊り下げられているのに気づいた。国際通りに面した屋外の液晶画面は、てんぶす那覇の広場に大型のものがあり珍しくはない。だが、立方体の液晶画面では一つひとつは小さいものの、横からも下からも同じ映像が映し出され、しかも通りにある多数の画面が一斉に変わると、ついつい目が引きつけられてしまう。
屋外の液晶広告は今に始まったことではない。しかし、数が多くなり、しかも新しいタイプが現れる。しかも、ネットでは四六時中、利用者に応じてパーソナル化された広告が画面のどこかに入り込む。SNSやラインで絶えず誰かと繋がり反応する時間が求められる。こうした繋がりは束縛と呼ぶべきか、キズナと呼ぶべきか定かではないが、私たちの生活の中に入り込む増えていくことには間違いあるまい。