2024年07月31日
変わりゆく那覇市公設市場界隈
今日(7月31日)、那覇市牧志公設市場に行ってみると、市場建て替えのために取りはずされたアーケードが再建されていることに気づいた。昨年3月に新装オープンしてからずっと、周辺のアーケードが外されたままで空が見えていたから、アーケードが戻ると少々暗くなった印象がある。しかし、これによって国際通りからアーケードがつながり、雨の日でも傘をささずに公設市場にたどりつけることになる。
この日、界隈を歩いてそれ以外にも変化を感じた。一段と飲み屋の数が増えた。しかも、店員は一段と、南アジア系(おそらくネパール人)の女性が目立つ。コンビニは以前から南アジア系の人が多かったが、市場周辺の居酒屋でも多数派を占めつつある。また、公設市場の鮮魚売り場に中国系らしき観光客が戻っているが、高級鮮魚を気前よく買う光景は減っているように思える。かつては、中国系の観光客が1階で好みの魚介類を買って、2階の食堂で豪快な船盛にして食べる姿をよく目にしていた。ところが、最近は1階でスマホを使って珍しい鮮魚の写真はとるものの、2階で目立つように船盛を囲む観光客の姿はあまり見なくなった。財布のひもが固くなったのかもしれない。