2018年07月28日

「国会議員になった『隠れキリシタン』」 

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 今年7月、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界遺産に登録され注目を集めているが、江戸時代にキリスト教徒が潜伏したのは長崎や天草地方だけではない。本書「国会議員になった『隠れキリシタン』 ―時代に翻弄された日系二世の肖像―」で紹介する福岡県大刀洗町の今村は、潜伏していたキリスト教徒の多くが明治以降、ブラジルへ移住したというダイナミックな歴史を持つ。

 ブラジルに移住した今村出身者から生まれた日系二世が、本書で焦点を当てる平田進である。彼は青年期を迎えた太平洋戦争前後、ブラジルと日本が敵対関係にある中、2つの国にルーツを持つ二世としてアイデンティティのありかに悩む。戦中を日本で過ごし、戦後はブラジルに戻って政界に進出し国会議員になり、両国の橋渡し役を務める。平田進を通して、宗教の自由が認められたはずの近代日本で、隠れキリシタンの末裔たちがたどった運命、彼らの「それから」を追ったのが本書である。

【本書のタイトル】
国会議員になった『隠れキリシタン』 
―時代に翻弄された日系二世の肖像―

【本書の概要】
 ・大きさ:B5判  ・総ページ数:192  ・発行:沖縄探見社
 ・著者:高橋哲朗  ・定価:本体価格1400円+税

【本書の構成】
 第1章 福岡県大刀洗町(今村)
 第2章 開拓地に教会を
 第3章 ブラジルに日系人学校を設立
 第4章 二つのナショナリズム
 第5章 戦争協力アナウンサー
 第6章 検閲の時代と日系二世
 第7章 ブラジルで「異分子」から再出発
 第8章 大臣からテロリストまで
 第9章 「ブラジルブーム」の陰で

さらに詳しい内容や購入方法についてはこちらのホームページへ(http://www.okinawatanken.ecnet.jp/)

posted by テツロー at 17:38| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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