2018年09月23日

色あせた言葉とぬるま湯の中で

ネコ市長選と県知事選 004.jpg

 牧志公設市場の周りを歩いていたら、「ニャハ市長選」というポスターを見かけた。ネコの人気投票をするという意味のようだ。ポスター制作やイベント企画をする人たちは意図していないだろうが、現在実施されている知事選への皮肉にみえてしまう。今どきの選挙なんで、ネコの人気投票と変わらない。誰に投票しても同じこと、とも聞こえる。

 選挙に魅力を感じないのは、一つには政治家や候補者たちの言葉のせいだろう。誰が聞いても耳ざわりがよく、後からつっこまれても、どうにでもいいくるめられるような言葉が並ぶ。言葉は本来の輝きや生気を失い、手垢にまみれ干からびる。聞く側も、それら言葉の空疎さを知っているから本気で耳を傾けることもない。

 そして何よりも、有権者が大きな不満や違和感を抱えていないことが背景にある。小さな不満や違和感があっても、多くの人にとって悪い経済状態ではなく、まあまあのところでやっていける。ぬるま湯状態ともいえる。

 しかし、このぬるま湯状態も、現在の政府の力で維持していると言えるのか。日銀がジャブジャブと金を出回らせ、大量の年金資金で株価を吊り上げ、将来世代のツケとなる借金で政府財政を保つ。国家の安全保障も、アメリカだよりの上、負担は沖縄をはじめ一部地域に押し付ける。つまり、議論や批判の的になりそうな問題は一部の地域に押し付けるか将来に先送りしているにすぎない。
posted by テツロー at 11:36| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: