2019年01月19日

無責任時代の米軍基地と原発

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 1月17日夕方、戦闘機が相次いで那覇市内の上空を北に向けて飛んで行った。機体がはっきり見える高さである。方角から推測するに、宜野湾市の米軍普天間基地を目指していたのだろう。18日は午前中から昼にかけて2〜3時間、空中給油機とみられる黒っぽい大型機が断続的に那覇市上空に現れた。複数の大型機が円を描くように上空をぐるぐる回ることもあった。午後になると、機体の上に円盤状のものを搭載した、早期警戒管制機らしき大型機も姿を現わした。

 近年、沖縄の「基地負担軽減」と銘打って、空中給油機をはじめ軍用機訓練の県外移転が発表されてきた。しかし、現実には、県外からの外来機が毎年のように一時駐留を繰り返している。米軍は軍事予算を削減するため国内の基地を次々と閉鎖しており、そのしわ寄せで、日本政府の経費負担で運営される沖縄の基地を利用する機会が増えているという識者の指摘もある。いずれにせよ、ここ10年間を振り返って那覇市上空を飛ぶ軍用機が増えているという印象はぬぐえない。

 中国や北朝鮮との軍事的緊張関係に備え日米同盟を維持・強化するため、在日米軍は欠かせないという人は多い。だが、それほど大事と認めながら、在日米軍を自分のところで引き受けようとする動きはほとんどない。安全保障の利益を望むにもかかわらず、それに伴う不利益は被りたくない。まったく無責任と呼ぶしかないが、今の日本ではまかり通っている。

 原発についても米軍基地と同じ構図が浮かび上る。先日、財界団体のお偉いさんが、原発の再稼働や新設を推し進めるべきと記者会見で発言したが、この人が原発に対する不安を払拭したり核のゴミ問題を解決したりするために、身を挺して動いてきたのだろうか。すくなくとも報道される部分を見る限りでは、原発政策といえば、札束や権力というアメとムチを使って過疎地域に原発や核のゴミを押し付け黙らせてきたとしか思えない。
posted by テツロー at 10:41| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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