2019年07月01日

セミの抜け殻と夏至南風

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 ああ、今年も半分が過ぎてしまった。時間が過ぎるはやさを嘆きながら、那覇新都心公園を早朝、歩いていると、あずまやに設けられたコンクリートの椅子にセミの抜け殻がついているのに気付いた。

 周囲に樹木や草原があるのに、わざわざこんなところで羽化しなくてもと思うが、とにかく成虫になれて飛びたてたのだろう。前日の早朝、やはり同じ場所で、草原からあずまやの中にゆっくり入ってきた毛虫が、イソヒヨドリにあっという間に食べられるのを目にした。あずまやの下はコンクリートで固められているため、虫類は目立つ。ちょっとした進み方の違いが、小さな生き物たちの命運を決める。

 2日前に那覇は梅雨明け宣言があってから、セミの鳴き声をよく聞くようになった。セミたちは子孫を残そうと、この短い夏の間、子供たちや他の動物に捕まる危険を顧みず、精いっぱい泣き続けるだろう。1夜だけ咲くといわれるサガリバナも涼しげな花を新都心公園でつけ始めた。帰り道、新都心からの坂を下ると、強めの夏至南風が吹き、湿気で淀んだ空気を一瞬押し流してくれた。

posted by テツロー at 09:41| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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