2023年08月20日

中国人観光客と公設市場

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 昨日(8月19日)夕方、牧志公設市場を訪れたが、市場の内部は週末の夕方としては人の流れが少ないような気がした。市場周辺の人の流れはコロナ禍以前に比べ大分戻ってきているだけに、本丸のはずの公設市場は少々淋しい気がした。中国人団体客が10日から解禁されたから、公設市場の賑わい回復に期待を持てそうだが、中国の景気低迷や旅行者の質の変化が影響しコロナ禍前の賑わいは戻らないのではないかという指摘もある。

 中国一国に頼った観光政策はリスクが大きいのは確か。現在の公設市場は観光客の比重が高いだけに、観光客向けのサービスが重要になる。鮮魚コーナーで買った魚を2階の食堂で調理してもらえる制度「持ち上げ」が名物になっているが、この制度を豚肉などの精肉部門や市場外の店でも活用できたら観光客にとって魅力にならないだろうか。いずれにせよ、市場という開放的な空間を生かした新たな目玉づくりが必要になろう。

posted by テツロー at 13:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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