2024年07月03日
サガリバナと沖縄の夏
6月下旬に梅雨が明けて以来、じりじりと焼けるような真夏が続く。熱せられたフライパンの上を歩く東京の夏に近い。これまで沖縄では猛暑日になることはなく、気温が上がっても32度どまりだった。全国的に見ても沖縄の最高気温が一番低いことも珍しくなかった。ところが最近は34度近くまで上昇し35度を超える日が近いかもしれない。
那覇新都市公園を早朝、散歩していると、サガリバナが花をつけていた。薄いピンクの花は涼しげでほんのりと甘い香りを漂わせる。朝の爽やかな空気によく似合うと言いたいところだが、最低気温が30度近く朝から蒸し暑く爽やかとは言い難い。蜂たちがむらがっていた。花の寿命が短いといわれるせいか、ここぞとばかりにせっせと蜜を集めている。
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