2024年08月09日

もしトラと沖縄

普天間オスプレイ 020.jpg

 軍事でも経済でも世界最強の国・アメリカで、トランプ氏が大統領に返り咲けば世界が混乱する。そんな前提でメディアは「もしトラ(もしトランプ氏が大統領選に勝利したら)」なる言葉を爆発物かのように恐れて使う。しかし、専門家のち密な分析を待つことなく、トランプ氏の発言はアメリカ人の本音。特に安全保障面では、他の人物が大統領になっても本音の部分は変わらないはずだ。「アメリカ軍に守って欲しければカネを出せ。出さないと守らないぞ」。ウクライナの例を見ても分かるように、カネを出してもアメリカ軍は守らないだろう(武器支援はしても)。

 単純に考えても分かることだ。自国の軍隊や領土で被害を出る危険を侵してまで他国を守る行動に出るだろうか。これまでにも、在日アメリカ軍は日本を守るために駐留しているのではないと、アメリカ政府関係者は公式に認めている。今の日本では、基地や資金を提供すればアメリカ軍が日本を守ってくれるみたいな意見が蔓延しているが、「もしトラ」を機にもう一度落ち着いて考えてみる必要がある。少なくともアメリカ軍や自衛隊の基地を沖縄に押し付けておけば、安泰という固定観念は終わりにしなければならない。
posted by テツロー at 09:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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