2024年10月13日
沖縄の祭りと外国人
今日(10月13日)、国道55号に設けられた那覇大綱挽の会場に足を運んでみた。一時はコロナ禍でイベントが軒並み中止になった時期がまるで嘘のように、大綱の周りは人で賑わっていたが、観客や綱引きに参加する人々の半分かそれ以上が外国人とみられた。
これは今年に限らず、コロナ禍以前から続く傾向である。綱引きはどの国の人にも分かりやすい。日本人以上に積極的に振る舞い感情表現が豊かな外国人が多いようだ。少なくとも那覇大綱挽は外国人抜きには現在の盛り上がりは保てないだろう。
那覇市以外でも沖縄各地の祭りに時折出かけているが、外国人がこれほど目立つことはないにしても、地元以外の人も気軽に受け入れる地域が多いように思える。沖縄の気風であり、外部に向って開かれているのかもしれない。
外国人観光客の増加がニュースで頻繁に取り上げられているが、「マナーが悪い」「オーバーツーリズム」など否定的な受け止め方が目につく。外国人観光客の訪日によって経済的に潤うだけでなく、地元の人と外国の人が交流する機会が増えることにもなる。地元のマナーや仕来りの周知に努め、こうした機会を生かす方向で地域が協力できないものだろうか。
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