2018年07月07日

オウム世代の高学歴が抱える弱さ

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 昨日、7月6日は、地下鉄サリン事件などを引き起こしたオウム真理教の元幹部7人に死刑が執行され、テレビ各局が大々的に報道した。その中で繰り返し発せられた言葉が、「なぜ高学歴の人たちがオウム真理教のような宗教にのめり込み犯罪に手を染めたのか」だった。

刑が執行された元幹部らと同じ世代である筆者からすれば、オウム真理教にのめりこんだ心境は想像できなくもない。自分で人生の目標や価値を決めて、それに向かって進んでいくことが難しかったのかもしれない。それに比べれば、高学歴を獲得するための受験勉強は簡単である。何をどうすればよいか明らか。努力の成果はテストの点数としてはっきり表れる。

 しかし、高学歴を手にした後、一般社会に船出しようとすれば、受験勉強のようにはいかない。自分で目標をたて努力の仕方も自分で決めなければならない。受験勉強に追われてきただけに、どう考えればよいか分からない。しかも、日本は高度経済成長期を終え、「末は博士か大臣か」や、大企業における昇進など、社会的に高い地位を目指してがむしゃらに突っ走るという生き方も輝きを失っていた。もっと精神的に満たされる生き方がないか思い悩むうちに、自分の進むべき道を宗教が照らすように感じたとしても不思議はないだろう。
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2018年07月01日

空き店舗が目立つ市場界隈

旧正月と牧志市場周辺の立ち飲み屋 009.jpg

沖縄の主な観光スポットの一つ、牧志公設市場で最近、空き店舗が目立つようになった。特に精肉や野菜の売り場に多い。一方、市場周辺で最近、飲み屋が増えている。立ち飲み屋、さらに、椅子やテーブルを歩道に並べた開放的な飲み屋が目立つ。

沖縄を訪れる観光客が増え観光業は活気づいているといわれてきただけに、市場の空き店舗は意外に思えたが、観光ブームによる恩恵を、誰が受けて誰が受けないか考えれば不思議はないのかもしれない。土産物屋とは違い、観光客が増えても、生鮮食料品が中心の公設市場ではなかなか商売につながりにくいのだろう。

もともと那覇市の地元住民が普段の生活で使う食材を買い求める場所だった。次々と校外にできる大型スーパーに地元住民が吸い寄せられる一方、目立つようになったのは観光客である。しかも、最近、観光客が増えたといっても大半が外国人。国内の観光客は横ばい状態である。

公設市場一階に入る鮮魚店では、魚を買って二階の食堂で調理して食べられるというシステムがあるため、外国人の観光客を取り込める余地がある。実際、一階の鮮魚店では中国語のできる店員を雇ったり中国語の説明文を張り出したりしていて、二階では刺し身の盛り合わせに舌鼓を打つ外国人観光客の姿をよくみかける。周辺の飲食店も観光客を期待できる。一方、肉、それに特に野菜は、食材そのままでは観光客を取り込める余地は少ないのだろう。

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2018年06月23日

慰霊の日と軍用機の訓練

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 沖縄戦における組織的な戦闘が終わったとされる6月23日は慰霊の日。久しぶりに那覇市の空は静かになった気がする。米軍も多少配慮したのかもしれない。しかし、週が明ければ再び爆音が始まるだろう。

 北朝鮮の平和攻勢にアメリカのトランプ大統領が応じる格好で東アジアの緊張緩和が進んでいるといわれるが、沖縄の空を見るかぎりは一段と、軍用機の飛行が激しさを増している。1時間に何度も轟音をとどろかせながら、灰色の鉄の塊がわがもの顔で空を切り裂いていく。おそらく那覇市のような人口密集地域の上を飛ぶなんて、米国本土や日本本土など他の地域ではなかなかできず、よい訓練になるのだろう。表向きは平和を演出しながらも、マスコミが注目しないような場所では、しっかり牙を研ぐことを忘れない。軍事大国のやり方だろう。
posted by テツロー at 14:37| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする