2018年03月18日

地域ごとに違う清明祭

門中清明お墓展.jpg

「門中 清明 お墓展」が3月16日から28日まで那覇市歴史博物館で開催され、これにちなんで18日には同館で、沖縄国際大学総合文化学部非常勤講師の稲福政斉氏が清明祭について講演した。同氏の講演で一番印象的だったのは、清明祭に地域差があることだった。清明祭といえば、親戚一同がお墓の前で飲食をともにする風景を思い浮かべていたが、同氏によれば、これは那覇市など沖縄でも一部地域に限られている。糸満市など本島南部では、清明祭には縁のある墓をいくつも回らなければならないから、墓にはお供えをするだけで、家族で食事をするのは墓とは別に公園など景色のよい場所。八重山や宮古など先島では、お墓の前で食事をするが、清明祭ではなく旧暦の1月16日、あの世の正月といわれる16日祭であるという。
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2018年03月10日

今年もシロツメクサの季節に

新都心のシロツメクサ 002.jpg

沖縄も寒さの揺り戻しの最中だが、那覇市の新都心公園には例年どおり、地面を覆うようにシロツメクサが花開いている。最初は芝生を植えていた場所。意識的に種がまかれたといより、何かに付着したり風に運ばれたりして自然発生的に広がったのだろう。

故郷の埼玉県でも子供のころから、シロツメクサになじんでいた。花飾りをつくったり四葉のクローバーを探したり、2本の茎を絡み合わせて友人と引っ張り合いどちらが先に切れるか試したりして遊んだ。原産地はヨーロッパであり、家畜用飼料として日本に持ち込まれ広まった。

そうしたシロツメクサが気候もかなり異なる沖縄でも、誰も種をまいていないのに毎年畑のように一面花を咲かせられることは驚きである。繁殖力や適応力の強さなのだろう。ありふれているということは、場所を選ばず存在できることであり、実は偉大なことかもしれない。

ただ、人間の視点からすれば、希少性というありがたみがないどころか、芝生をはじめ他の草木を覆って消し去ってしまい邪魔もの扱い。毎年、公園の整備では刈り取られにもかかわらず、こうして花を咲かす光景を目にすると、何でも人間の思い通りにはいかないことを思い知らされる。
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2018年02月18日

どう変わるか、農連市場周辺

新装オープン農連市場 006.jpg

 初めて、建て替えられた農連プラザに行った。早朝に始まる市場部門が完全に終わっている午後にのぞいたせいもあるが、飲食関係の店が多く、以前の農連市場とはだいぶ雰囲気が変わっている。この新しい施設のめざすところは、地元買い物客か、それとも観光客か見えにくい。周りの商店街とのバランスもどうなっていくのか。特に昭和の香りただよう太平通りとの対比が興味深い。独特の雰囲気を醸し出す那覇の市場街は観光資源であること間違いない。まだ、オープンして数カ月だから答えを出せないが、農連プラザで得た結果を、老朽化の目立つ市場街をどう建て替えていくのかに生かしてもらいたいところである。
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