2018年05月27日

宜野座のホウオウボク

宜野座村のホウオウボク 003.jpg

本島北部でも所々みられるが、宜野座村の国道329号沿いのホウオウボクは強力な存在感を放つ。この幹の太さは那覇市内ではなかなかない。
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2018年05月20日

浮島時代の那覇を思い浮かべ

長虹堤跡 001.jpg

ここ10年という期間だけでも、那覇市内で風景がどんどん変わっていく。数カ月も経てば以前の風景を思い出すことがなくなる。新しく生まれた風景を、何の感慨も持たずに日常として受け入れる。風景が変わることに感覚が麻痺しているのかもしれない。以前見たことのある風景でさえ、こんな状態だから、100年、200年昔の見たことのない風景に思いを馳せることなどほとんどない。

そんな中、琉球王国時代に広がっていた風景を想像できる場所が、都市モノレールの美栄橋駅近くにある。久茂地川沿いの道と平行して走る道であり、崇元寺の前あたりで枝分かれして、美栄橋駅近くで再び川沿いの道と合流する。那覇がまだ沖合に浮かぶ島「浮島」であり、あたり一帯が海だった時代、浮島と本島を結んでいた海中道路「長虹堤(ちょうこうてい)」の跡である。明治以降は埋め立てによって陸地化したが、周りの土地に比べ少し高く段差があるところに、何かしら歴史の変遷のようなものを感じる。美栄橋近くの広場には、長虹堤の歴史などを記した説明板が設けられている。

海と陸地が共存していた時代が思い浮かぶ。逆に、現代の暮らしがいかに海を遠ざけ、目を向けなくなっているかが分かる。街がどのように変わってきたのか。そこを知らずには、街がどのように変わっていくべきか語れないだろう。
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2018年05月12日

月桃の季節と共同井戸

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沖縄では、月桃が小さなピンク色の花をつける季節であり、同時に梅雨の季節でもある。梅雨といえば、子どもの頃は鬱陶しさのイメージがまとわりついていた。しかし、日本以外に目を向けるようになると、日本が雨に恵まれているおかげで、緑豊かで多様性に富んだ自然が育まれることにだんだん気づく。何より、沖縄の各地で水への祈りの場に触れると、「鬱陶しい」とは言っていられない気分になる。

 沖縄の各地にはかつて地域の共同井戸があった。大きな川や湖のない沖縄では、貴重な水源になっていた。水道が普及した現在では、ほとんど使われていないが、埋めたりつぶしたりせず、祠をたてて今も信仰の対象になっているものが多い。簡素ながらも掃き清められて祠には、水不足に悩まされ続けてきた沖縄の人々の祈りの深さを感じる。
posted by テツロー at 13:46| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする